医者の処方箋がないと手に入らない、、、

医者の処方箋がないと手に入らないような眠剤などを大量に飲んで自殺しようとした、、、。
なんて記事がよく出ますけど、いかにも何故こんなにたくさんの薬をもらえたのかって不思議ですかね?。そんなの簡単です。だって、、、いくつも病院かかって、眠れないんです、以前○○という薬でよく眠れて調子がよかった、、、とかずっと薬出してもらっていたんだけど最近飲まないようにしたら調子悪い、、、とか外来で言えば、、、いとも簡単に手に入ります。

だって、ほかの病院にかかっているとか、ほかの病院でどんな薬が出ているとかは、本人の申告でしかわかりませんもの。

私は初診では眠剤系は5日分くらいしか出さないけれど、再診とか、ほかの先生は2週間どーんと処方してくれる場合も多いでしょう。そして、4,5件も病院回れば、はい、眠剤50錠くらい簡単に手に入ります。

悪事を手ほどきしているようですみませんが、やる人はあたりまえのように思いつくでしょうから、、、。

自殺だけでなく、一部の眠剤一緒にとお酒を大量に飲むとトリップ(幻想?)できることは有名な話で、1錠1000円とかで闇で売買されることもあるそうです。
だからといって、処方しないわけにもいかないしね。

市販の眠剤ドリエルだったかな)がものすごい売れ行きだそうです。
若い女性の数人に一人は眠れないと悩んでいるそうですし、高齢者で不眠を訴える人も多いです。市販のは、いわゆる風邪薬などの副作用ともいえる眠くなる作用をうまく使っている薬なので、連用すれば効きが悪くなるそうです。眠剤使用は自己暗示的にも、眠れるなら使って悪くないとは思いますけれどね。

あら?。話が違う方向へw。
まあ、薬なんて意外と簡単に手に入ります。
問診も診察もろくにせずにどんどん簡単に薬を出してしまう先生も多いですしね。

こんなこと書いておきながら、、、薬はきっちりと必要に応じて使ってくださいねと言ってみたりして今日の講義おしまい。

あ、トリップかなり危険なので絶対にしちゃだめよ!。
どうしてもしたければ、、、私が隣で見ていてあげる(激嘘です)
眠剤ではないけれど、昔医療職で流行った?セデス(市販のものとは成分が違います)中毒の看護婦さんを見たことのある看護婦さんは、絶対駄目だよって。