医療事故シリーズその1

患者取り違え

そんなことありえないと思いますよね。
でもね、可能性としてはあるんです。どのように起こるかというと

1、患者本人に00さんですねと確認していても、耳が遠いまたは手術前などで緊張していて適当にはいと返事をしてしまった。

2、たまたま急変などで担当または顔を知っている看護婦さんではない人が搬送および申し送りを行った。

3、医者が忙しく患者と一度も会えなかった。

4、たまたま居合わせたスタッフがまさか患者が違うとは思わず誰もお互いに確認をしなかった。

以上のようなことが重なれば、起こりえますね。

主治医が入院中に手術前なのに会わないことなんてあるの?って思われるでしょうが、まずありえないケースでしょうけど、たとえば外来主治医が入院を決めた、手術の説明、同意など外来で済ませており入院してから確認していない、手術前日の入院、入院担当主治医が多忙で前日に会えなかった、でも外来主治医は一応入院主治医に話したことを伝えている、って感じで進むと手術まで顔を合わさない可能性が出ます。

私も心臓カテーテル検査(本人は4回目くらいなので慣れている)の患者で、手術前まで顔を知らないってことが一回だけありました。ま、研修医の時で、患者も外来主治医しかに頼りにしてない場合も多いのでね。(特に心臓疾患の患者は非常にわがままな人多しww。理由はまたいつかw。)(研修医なんて雑用係としか思ってない患者も)

字数多くなったのでやめますけど、起こりえます。偶然が重なればね。

自分の身は自分でしっかり守りましょう。

あなたにとっては自分のためにみんな動いてくれているとお思いでしょうが、手技をする人にとっては、何月何日何時からこれこれの手術をする人でしかありませんので。