ドラマの情熱あふれる若手の医者をみて

ドラマによく情熱あふれる若手の医者が出てくるじゃない。確かに若いときは情熱あふれてるしいいんだけど、上司に向かって可能性ある人をなぜ助けない?本当はあなたもやりたいはず!。
といった台詞ありますよね。あれ、、、私は嫌いです。

確かに寝ずに食べずに風呂にも入らずに好きなこともせずに休みもせずに頑張ること多いです。

でもね、、、無理なものは無理だし、明日死ぬ人が頑張って4,5日延命できたとして意味ありますか?。医者の自己満足なんですよ。自分はこれだけ頑張ったからいいだろうって。要は自分を納得させるだけの行為なんですよ。無理な人に何百万もお金かけて、かたや数百円の薬が買えない人がいる。

あなたはそれにその人独りの主治医じゃない。あなたを必要としている患者さんは沢山いるの。独りに全力を尽くせば他の患者の対応は必ず悪くなる。その人が少し良くなれば、あなたを必要としている他のひとはどうでもいいんでしょうか?理想と現実は違うんです。

救急の番組も嫌いです。そりゃ、奇跡的に助かった人はいいですよ。でも、実際助からない人や重い後遺症残る人多いんですよ。

医業は結果が全てだと思います。
実際の現場をもう少し冷静に伝えるドラマやドキュメントあればいいのにね。内容まったく面白くないだろうけど。

最後に、
全力を尽くすことは悪くないことです。ただ残された家族が現実を受け入れられるよう説明と経過を分かりやすい言葉で言ってあげることも重要だと思います。医者も家族も仕方ないかなって受け入れる気持ちになると、患者さんは亡くなることが多いです。よく頑張ってくれましたね。ご苦労様、天国で幸せになってください。そう心から思える治療をしていきたいと、、、。

今日の日記の記載は気に入らない人もいると思うので、不快に思った方はごめんなさい。
最近周りの先生のやる気がものすごく落ちているような気がして、昔を懐かしんでみました。