効かない薬、危険な薬 とガイドライン

小児気管支喘息薬物療法における適正使用ガイドライン(日本小児アレルギー学会 http://www.iscb.net/JSPACI/
(詳しく知りたい人は出来るだけ検索して自分で調べてね。)が、徐々に変わっていることは、小児科に興味のある内科医なら少しはご存知かと思います。

乱暴に言えば、「小児喘息にテオフィリンは使うな!」(例外はありますよ、もちろん。ガイドライン参照)です。

オトナの喘息にアドエア(先日の記事にしましたw)が発売され、我が子も軽い(軽くなった?w)喘息持ちですので、小児科の方の時流はどうなんだろう、、、と気になりましてたまたま図書館で和文のものがありましたので読んでみました。

小児科診療(Vol.70 No.7(2007年6月発売) 特集/小児のくすり最新情報 )
    診断と治療社 http://www.shindan.co.jp/

そこで、論者の方が

「効かない薬、危険な薬」はガイドラインから、はずしておこうという観点から作られたガイドライン(という感じだったかな?)と記載しておられました。(詳しくは読んで頂きたいのですがw)
論者の言いたい事は読んでもらわないと正確には読み取れないと思うので、、、私が勝手に要約するのは危険なんだけど、要するに、テオフィリンは世界でみれば、小児において、「効かない薬、危険な薬」であるけれども、日本人の子供の喘息治療において十分に有効な治療薬のひとつであり、日本の現場の医師はそれをよく理解した上で使っている、使い続けているのだと。

で、、、私が思ったのは。

今、他のブログでガイドラインがいかにアホか?、そして現場の医者のやる気を削いでいるかということを書かれていますよね。(引用リンク貼る時間がなくてごめんね)

最近まで小児科と皮膚科で小児アトピーの治療指針が全く?異なっていたように、超!専門のド偉いセンセイ方ですら、自分の学会やメンツや、、、将来の薬害訴訟?を鑑みてw、より現場の意見を聞かないでガイドラインを作っている(もはや名誉職級?w)のではないかと疑われるくらい。。。

治験が思うように出来ない国、日本。。。という面もあるのかもしれません。
日本人だけに多く副作用(商品名イレッサタミフル?)が出る薬もあるのかもしれません。(私の過去記事、日本人殲滅作戦、、、は、構想だけで、実際には書いてませんでしたねw)
厚生省がアホでケチ、、、なのはこの国のエライ人の国策なので、それを変えるには医者が政治家になるしかありません。。。w

でもね。普通の(並み以下の)(不勉強な?w)医者内科医ならこう思うわけです。

小児科医がまだ子供の喘息に対して平気でテオフィリンを続けている。
小児科医なのにエビデンスガイドラインも知らないのか?。
この医者は時代遅れの「効かない薬、危険な薬」を今後も使い続けるのか?。
こんな程度の悪い医者は許し難いものだ!。。。と。

私の周りでも、小児期よりず〜〜〜〜とテオフィリンを投与されている子供が少なからずいます。(ちなみにうちは商品名オノンをずっと飲んでます)

で、テオフィリンを出している先生が、正直、リスクを十分にわかった上で(まぁ、テオフィリンのリスクは内科医でも知っている、、、のが当然ですがw、知ってます?内科の先生?w)、小児科医の誇り?にかけて処方を続けているのか、本当にダメな医者なのかは推し量るすべはないのですが。。。w

内科医だってこのガイドラインが出たことくらい知っています。(詳しく内容を読み込む人は多いとは思わないけど)
小児科医なら当然これを読んでいると信じています。
そして、自分の所にたまたまやってきた子供患者ちゃんが、、、テオフィリンだけを投与し続けられていたら、、、。。。

思うことはただひとつ。

この小児科医、ヤブ医者だ!って。

もちろん、極論ですが。。。

最前線の現場医師や他科の先生でも正しく当たり前のように使えるガイドライン作りをお願いします。
日本に偽のヤブ医者がこれ以上増えませんように。。。

しかし、、、日本には、、、保険適応外のいい薬、、、って多いですよね。
適当な病名を付けて、医師の判断で勝手にそういう薬がビシバシ使われているのは、、、どうにかならんのかしらん。
専門外の先生が見ても、この薬は一体何故この患者に出ているんだろうってねぇ。。。

PS
この記事は、何日かに分けてつぎはぎしながら作りましたので文脈がおかしい点がいくつかあります。
決して、、、数人で書いているものをつなぎ合わせたわけではありませんw。(怪しいw)